石田衣良先生からメッセージ 12歳の文学賞・審査員

石田衣良先生・KRO_0583 (2)

「12歳の文学賞」が「12歳」をむかえるにあたり

子どもたちの問題は大人の社会を映す鏡だとよく言われます。「12歳の文学賞」の作品もそれぞれの時代をよく映して来たと思いますね。震災など災害がおこれば、リアルな描写の破壊や再生の物語が、ゲームやファンタジーのブームがあればそういう作品が多く集まりました。

審査員としてずっと見ていて、「ああ、小説というのは時代を映す鏡なんだ」と実感しました。

逆に大人の小説の方がそういう力が弱くなって来ている。子どもたちの作品に、小説本来の力があると勉強をさせてもらった気がします。

最後の募集~応募してくれる子どもたちへ

「12歳の文学賞」の作品募集はいったん終わりますが、応募するみんなはこれが最後だとか気負わず、自分なりに精一杯生きて、精一杯書いた作品を送ってもらいたい。

それと、今回、男子の受賞が1人だけでした。もうちょっと男の子たちにもがんばってほしい、力を出してもらいたいなと思います。

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